新年明けましておめでとうございます

2017年1月5日
平成29年(2017年)の初春を迎えて心からお慶び申し上げます。元日の朝は初日の出も拝むことができ希望の1年へ期待が高まりました。追悼平和祈念館の入館者数が昨年最終日に開館以来の通算で140万人を超えました。新しい年には確実に150万人を達成すると思います。多くの方のご来館をお待ちしています。
 戦後(被爆)71年の昨年は世界があわただしく動き、争いは益々増加の一途でお世辞にもいい1年とは言えなかったのではないでしょうか。追悼空間の死没者のお名前の前で祈る人たちは確実に増えています。その中で世界のリーダーも追悼の祈りを捧げる機会が多くなりました。長崎、広島の悲惨さや世界中の争いの結果をしっかり認識し平和への営みが拡散してほしいものです。
 「酉年」は何かと騒がしいことが起きるといいますが、悲しい出来事が起こらずに世界中の人々が健やかな生活を送り笑顔で年末を迎えられますように期待します。

  • みんなで素晴らしい一年をつくりましょう。そして「金の卵」を孵しましょう

    みんなで素晴らしい一年をつくりましょう。そして「金の卵」を孵しましょう

追悼空間の虹

2016年11月29日
追悼平和祈念館地下2階にある追悼空間はご存知でしょう。9メートルの名簿棚と12本のガラスの光柱が空に向かって立っています。向かった先のトップライトからは原爆がさく裂した爆心地上空500メートルの空が見ることができます。現在、172,230名の死没者のお名前が奉安されています。毎日、多くの方が訪れ追悼の祈りを捧げています。最近、この追悼空間が一部の人たちの話題になっています。それは追悼空間の石畳に映える「虹」です。以前からたまに見かけることがあったそうですが、今年の虹は美しさが倍増しているとか。2月と10月、11月の数日、およそ15分間、地下2階の石畳の床が虹色に染まります。この建物の柱などには2センチもあろうかという厚いガラス板が使われ複雑に組み合わされています。想像するところ、プリズムが様々に反射し床に到達するときに美しい虹色のカーペットになるのでしょう。「虹」は平和や希望を表すと思います。まさに永遠の平和を祈る場所にふさわしい装飾ではないでしょうか。なかなか遭遇できませんが、出会うときっといいことがあると思います。(写真は平和推進協会写真資料調査部会の草野優介さんの撮影です。)

デュッセルドルフでの被爆体験講話

2016年9月29日
デュッセルドルフでは300名規模、200名規模の中学生、高校生対象の講話をはじめ4回の開催で多くの若者に被爆体験を伝えることができました。
 特にツェツェレーン高校では300人もの若い瞳が山田一美さんの講話に集中し、中には涙を浮かべる生徒もいました。講話終了後、多くの質問が相次ぎましたが、驚いたことには日本語で質問する生徒も数人いました。質問は多岐に渡りましたが、被爆者の戦後の暮らしについての質問が多かったようです。
 講話の最後には山田さんが松尾あつゆき氏の俳句を詩吟で披露し、初めて聴く調べに聴講者は深い感銘を受けたようでした。
 今回、ドイツでの講話は8回実施しましたが、若者中心の聴講がほとんどで大変意義深いものになったと思います。

  • インターナショナル校での講話

    インターナショナル校での講話

  • ツェツェーン校での講話

    ツェツェーン校での講話

二つの体験講話

2016年9月26日
22日に行われた2回の被爆体験講話は内容の濃いものになりました。午前中に24人の中学生が原爆展会場に来場しました。約1時間、長崎広島原爆の展示をしっかり見学していました。ドレスデンのこども達は、恐らく未知の原爆の惨禍をドレスデン空爆の惨禍と重ね合わせて考えたのかも知れません。見学後、山田一美さんの講話を真剣な眼差しで聞き、その後、質問が相次ぎました。ほとんどの質問は山田さんの体験に関するものでしたが、核兵器に関する質問もあり、山田さんは核廃絶について彼らに真摯に考えてほしいと訴えました。
 午後はドレスデン空爆の体験者ノラ-ラングさんをはじめ四人に被爆体験を話しました。お互いの体験や都市の壊滅やその後の復興を語り合いました。原子爆弾がもう少し早く開発されたなら、ここドレスデンに投下されたかもしれないというような話が交わされました。
 23日以降もドイツでの被爆体験講話は続きます。今回のように長崎の被爆体験者とドレスデン空爆体験者が語り合うことができるとはなんと貴重な出来事でしょう。

  • 被爆体験講話を聴くドレスデンの中学生

    被爆体験講話を聴くドレスデンの中学生

  • ドレスデン空爆の体験者と語り合う山田さん

    ドレスデン空爆の体験者と語り合う山田さん

ヒロシマ・ナガサキ原爆展 開会式

2016年9月23日
現地時間9月21日18時から、ドイツ・ドレスデン市のクラフトワーク・ミッテで原爆展の開会式が始まりました。
約100名もの方々が参加してくださるなか、ドレスデン市のHilbert市長、駐ドイツ日本国大使館の岩間公使が来賓として祝辞を述べられ、私や山田一美さんもご挨拶しました。
オープニングのテープカット後、お集まりの皆さんに会場内を見学してもらいましたが、皆さん、興味深く、熱心にパネルをご覧になられていました。
なかでも、ドレスデンの空爆で生き残られた方々も会場にお見えになられ、山田さんと話をしておられたのが印象的でした。
22日午後からは原爆展会場内で、山田さんとドレスデンの被災者の方との対談も予定しています。
開会式後も、続々と見学に来られ、原爆展初日は、総勢170名の来場者がありました。

  • 開会式の様子

    開会式の様子

  • 黄金のノート(ドレスデン市の芳名録)に記帳する山田さん

    黄金のノート(ドレスデン市の芳名録)に記帳する山田さん

  • テープカット

    テープカット

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