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8月29日(金)黙祷をお願いします。

2014年8月27日
 最近は日本各地で集中豪雨が多発しています。多くの方が犠牲になり言葉に表せない悲しみが日本全土を覆っているような気がします。長崎大水害を経験した私たちは他人のこととは思えません。自然に立ち向かうことには限度があります。人災にならないように普段からの心構えが必要です。最近、地球環境の悪化に伴い災害が頻発しています。
 環境を破壊する最大の人災は「核兵器の使用」ですね。なかなか「核兵器のない世界の実現」への取り組みは進みません。しかし、核兵器廃絶に向けて不断の努力は続けていかなくてはなりません。
 来る8月29日(金)は1991年にカザフスタンが核実験場を廃止した記念の日です。セミパラチンスク(現在セメイ市)では過去456回の核実験が行われ150万人もの人々が病気または亡くなったそうです。この日は国連が「核実験に反対する国際デー」と定めています。そして世界中に1分間の黙祷を呼びかけています。時間は8月29日(金)11時5分です。この時刻は時計の針がVを示すことから、世界における核軍縮の勝利への願いが込められているそうです。
 今、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館はカザフスタンで原爆展(アスタナ市、セメイ市、アルマティ市)を開催していますが、8月29日から9月3日までは時を合わせてセメイ市で開催します。国際デーに参集した世界の多くの人々にも長崎・広島の被爆の実相が伝えられ恒久平和への思いが深まることと思います。
 来る29日(金)11時5分、多くの方々が黙祷されることを願ってやみません。

※添付写真は被曝者慰霊塔「死よりも強し」モニュメントです。

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