館長だより

ポルトガルでの原爆展

2018/10/26

 今月の8日から19日まで原爆展の開催と被爆体験講話実施のためポルトガルを訪問しました。
 長崎市の姉妹都市であるポルト市で10月1日から11月30日まで開催しています。会場はポルト市役所の1階ロビーです(写真はポルト市役所と会場内の様子)。中世ヨーロッパの趣をたたえた素晴らしい建物です。

 

 会場の展示もポルト市の方々をはじめ現地の建築士である伊藤さん、樋口さん達のご協力で音や照明などにも配慮が行き届き五感に訴える原爆展でした。私たちがいる時間も多くの人々が見学に来ていました。
 今回はポルト市とポルトガルの首都であるリスボン市を訪れました。
 両市で6回の被爆体験講話を実施しました。小中高の一貫校から社会人の地理学協会まで幅広い年齢の方々に参加いただきました。被爆体験講話は10歳の時に被爆した経験をお持ちの三瀬清一朗さんにお願いしました。長旅にも関わらず現地でもお元気に講話を実施していただきました。
 特にポルト市のカロリーナ・ミカエリス校では終了後に感動した多くの生徒たちが三瀬さんのサインを求めて長い列を作りました(写真は会場の様子)。

 街のことにも触れたいと思います。 ポルト市もリスボン市も大きな山はなく小高い丘を縫うように路面電車が走っています。

 水産物が豊かな都市ですので、街の雰囲気といい長崎に似ています。意外なものは野菜が美味しいことです。特にトマトは大きく歯触りがよく甘いという優れモノでした。日本のカゴメの工場が進出しているそうです。
 日本からの直行便がないのでまだまだ遠い国ですが、一度訪れたら人々を魅了する国であるのは間違いありません。リスボンでは日本大使館の新美大使はじめポルトガル日本友好協会の加瀬副会長に大変お世話になりました。ポルトガル在住の皆さんありがとうございました。

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