館長だより

被爆体験記企画展

2024/10/04

みなさま、こんにちは。国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館長の野瀬です。

10月に入り、おくんちのシャギリの音があちらこちらで聞こえてくる頃となりました。今年は、スタジアムシティの開業もあるので、長崎の街にとって、賑わいにあふれる秋となりそうです。

祈念館では、現在、被爆体験記企画展の開催準備を進めています。

今年度は、「幼い姉弟が見た広島・長崎」と題して、広島・長崎で二重被爆した、青森県在住の福井絹代さん、相川國義さん姉弟にスポットをあて、被爆の惨状を広島と長崎で二度も目の当たりにした姉弟の記憶をたどります。

また初日には、青森県にお住いの福井さんをお迎えし、オープニングセレモニー並びにトークイベントを開催します。広島と長崎、二つの原子野を歩かなければならなかった姉弟の被爆体験をお話しいただけると思います。皆様のご来場をお待ちしております。

◇企画展開催日及び場所
令和6年10月20日(日)~10月31日(木)
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 交流ラウンジ(地下2階)

◇オープニングセレモニー及びトークイベント
日時 令和6年10月20日(日)13:30~14:15
場所 交流ラウンジ(地下2階)

トークイベント登壇者
・福井絹代氏(被爆者 青森県在住)
・辻村泰子氏(青森県原爆被害者の会 事務局)
・髙比良則安氏(長崎追悼平和祈念館 前館長)

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