お知らせ
「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業について【新規事業】
2021/05/11
学術的な知見を保有する研究機関である長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)へ“「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業”を委託します。
被爆資料等の追加調査や新しい資料の収集を行い、若い世代がリアリティを持って学ぶことができるオンライン化を通じた、デジタル教材、マニュアルの作成及び教育人材育成を行います。
<具体的には>
①当館に収集された証言等も含めた、被爆資料等の追加調査や収集作業。
②大学生を対象としたデジタル教材の開発。 例)被爆直後の航空写真を3D技術で再現。
③戦争や平和をテーマに国内外約70大学で開講されている「広島・長崎講座」へ教材及び、教育方法のマニュアルの提供。教える側の方々に、これらの教材やマニュアルの活用を含め、オンライン指導による教育人材育成を実施。
国内外のより多くの人に被爆体験資料へ触れてもらい、被爆の実相の理解・関心を深め、新しい切り口での効果的な伝承の在り方を目指します。