館長だより
聞き取りによる被爆体験記の執筆補助
2025/05/12
みなさま、こんにちは。国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館長の野瀬です。
今年は、被爆80年の節目の年。祈念館では、被爆の実相の継承のため、被爆の記憶を体験記として残していただくことに注力しているところです。
そのため取り組みの一つとして、「被爆体験記を残したいけど、自分一人では文章にまとめるのは難しい」という方のために、祈念館では、「聞き取りによる被爆体験の執筆」という形でお手伝いしています。
お申し込みをいただくと
- 聞き取り日の調整
- 聞き取り場所の決定(自宅、祈念館、その他)
- 聞き取りの実施(1~2時間で終了)
- 原稿の作成・校正
- 完成(祈念館で登録・保存)
- 完成した体験記の贈呈
という手順で進めていきます。
信頼できる地元のライターさんに、聞き取りと原稿作成を担当していただいているので、これまでご利用いただいた方々にも、とても良い評価をいただいています。
被爆者の方々の体験と思いを綴った記録は、被爆の実相を次世代が継承していくためのとても大切な記録です。祈念館では、ご協力いただける方のお問い合わせをお待ちしています。