館長だより
NHK戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」がギャラクシー賞大賞を受賞されました
2026/06/04
みなさま、こんにちは。国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館長の野瀬です。
この度、NHK戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」が、今年度のギャラクシー賞大賞を受賞されました。関係者の皆さま、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
被爆80年・終戦80年という大きな節目の年に、NHKが戦後80年ドラマとして、長崎のジャーナリスト伊藤明彦氏の実話を元として制作された本作品は、多くの視聴者の心に深く響く素晴らしい作品であり、今回の大賞受賞はまさにその結晶であると思います。
本作品の制作において、祈念館も撮影協力という形で微力ながら関わらせていただきましたことは、大変光栄であり誇りです。また、このドラマが、伊藤明彦氏が収集した「被爆者の声」を未来へ継承していくことの大きな力となったことに心から感謝しております。
この素晴らしいドラマを世に送り出してくださった制作スタッフ、ならびに出演者の皆様に深く敬意を表しますとともに、皆様の今後のますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ドラマ「八月の声を運ぶ男」の主人公のモデルとなった伊藤明彦氏は、長崎出身のジャーナリストで、人生をかけて「被爆者の声の収録」活動に取り組まれました。伊藤明彦氏は、「被爆者の声を後世に残す」という明確な目的意識を持たれ、全国の被爆者およそ 2000人を訪問し、1000 人あまりの「声」 を収録されました。
伊藤明彦氏が、全国各地を回り自らインタビューと録音を行い収集した貴重な『被爆者の声』。祈念館には、伊藤明彦氏が収録したそのオープンリールテープを寄贈していただき保管しています。また、オープンリールテープは、デジタル化し、館内でどなたでも視聴いただけるよう公開しております。
ご来館の際は、時代を超えて響く、あの日を体験した人々の肉声を、あなたの耳で、心で、受け止めてみてください。
📍 館内の「情報コーナー1」及び「手記閲覧室」で、いつでもお聴きいただけます。

