館長だより

さまざまな活動が再開へと動き出しました

2021/10/12

 

皆さま、こんにちは。
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の館長 高比良です。

国の長崎県に対する「まん延防止等重点措置」が9月12日(日)で解除され、追悼平和祈念館は、9月13日(月)から再び開館をしておりますが、徐々に普段の活動を再開しております。

追悼平和祈念館では、9月25日(土)から「被爆体験を語り継ぐ永遠の会」による朗読会を再開しましたが、今後は、外国人による日本語弁論大会(11月6日)、第11回体験記企画展「浦上の記憶」(11月19日~28日)、東日本大震災・原子力災害伝承館「長崎特別展」(12月3日~19日)、長崎国際平和映画祭(12月19日)、APN(アジアの若者による平和ネットワーク構築プログラム)(2月26日~27日)など、主催又は共催のイベントの準備を着々と進めています。

医療の専門家によれば、新型コロナウイルス感染拡大の第6波が来るのではないかと囁かれていますが、全て杞憂に終わることを願っております。

当館の追悼空間では、2月と10月に「虹」を見ることができますが、今年10月の「虹」は特に美しく、コロナ終息を予見する「未来への架け橋」であることを期待しております。

追悼平和祈念館では、日常を徐々に取り戻すように努めており、引き続き「被爆の実相」を国内外へ伝え、被爆体験記を次世代に語り継ぐ取り組みを続けてまいりたいと考えております。

今後とも追悼平和祈念館の活動に、皆様方のご理解とご協力をお願いします。

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