館長だより

北九州市平和のまちミュージアムの重信館長が来館されました

2022/05/23

皆さま、こんにちは。
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の館長 高比良です。

先日、北九州市平和のまちミュージアムの重信幸彦館長が来館されました。
北九州市の平和のまちミュージアムは、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを考える施設として、本年4月19日に開館されました。

1945年8月8日の八幡大空襲では、焼夷弾に逃げ惑う多くの人たちが炎に包まれ燃え上がる悲惨な光景が数多く見られ、翌日の9日にも、街全体が煙に覆われていたと言われています。

長崎市に落とされた原子爆弾の第1目標は小倉であったことは、よく知られています。「ボックス・カー」のスウィーニー機長は、小倉の町が煙と霧で覆われたために、機首を転じて、長崎へ向かったのです。

長崎の原子爆弾では、熱線と爆風と二次的な火災の効果がからみあって被害が増幅されています。爆風で倒れた建物の中で、火災がなければ外傷だけで助かるはずだったのに、逃げられないで焼死した多くの人々がいました。肉親を残して、火災現場から逃げてきた被爆者には、大きな心の傷も残りました。

喉や身体を焼かれた被爆者が、水を求めて亡くなったことから、追悼平和祈念館には、滝や水盤など、施設内には合計7か所に「水」が配置され、水音と水のせせらぎを絶やさないようにしております。

追悼平和祈念館では、被爆の実相を世界へ伝える取り組みを続けてまいりますので、今後とも皆様方のご理解とご協力をお願いします。

皆さま方のご来館を心からお待ちします。

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