館長だより

シャガの花、桜の花、スギ花粉、そしてマスク着用

2023/03/14

皆さま、こんにちは。
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の館長 高比良です。

祈念館の前庭にシャガの花がたくさん咲き始めました。このシャガの花は、毎年4月~5月に白っぽい紫色のアヤメに似た花を付けます。中国原産で、かなり古くから日本に入ってきた帰化植物だそうです。

そして、シャガの花の次に咲くのが、桜の花です。爆心地公園では、早咲きの桜が1本だけ咲き始めましたが、祈念館周辺の桜は、まだ蕾です。今年の桜の開花予想は、3月20日前後と聞きます。

さらに、祈念館の桜の花が散る頃には、地下2階の滝には、桜吹雪が綺麗に舞い上がります。掃除の人にとって大変な時期ですが、絶対に見逃せないシーンとなります。ぜひ、ご覧ください。

でも、この時期、色々な花が咲き始めるのは嬉しいことですが、スギ花粉もピークを迎えて、つらい季節でもあります。私も50歳代に花粉症を発症して、薬とマスクが手放せない身体になってしまいました。

さて、3月13日(月)以降は、新型コロナウイルス感染防止対策のマスク着用の考え方が見直しされて、祈念館においても、「マスクの着用は個人の判断が基本」となりますが、5月7日までの間、感染防止の観点から職員が市民対応を行う場合は、これまでどおりマスクの着用となりますので、ご理解をお願いします。

長崎の祈念館では、これまで同様に「三つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等の基本的な感染防止対策を引き続き実施して、来館者の方の安全安心に努めてまいります。

祈念館の取り組みに、皆様方のご支援とご協力をお願いします。

  

 

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