館長だより
TAKAHIROさんからTAKAHIRAへ
2023/03/17
皆さま、こんにちは。
館長の高比良ですが、私の名前をローマ字で書くと「TAKAHIRA」ですが、最後尾のAをOに代えると、「TAKAHIRO」となります。
先日、EXILE TAKAHIROさんから祈念館に「平和の書」を寄贈していただき、交流ラウンジ横の平和情報コーナー２で女優の吉永小百合さんのメッセージの横に展示しています。「平和の書」は闊達でしなやかな書で、活き活きと伸びやかに描かれており、見る人の心に訴えてくるものがあります。
EXILE TAKAHIROさんは、「この書を見て平和や明るい未来について話し合うきっかけになればと思います」と語り、寄贈式の後、平和情報コーナー２で平和へのメッセージを描いていただきました。2018年5月の平和メッセージと見比べるのも楽しみの一つとなりました。
NBC長崎放送主催の稲佐山イベントに出演されたEXILE TAKAHIROさんの「平和の書」がコンサート会場にも展示されたと聞きます。このイベントは、NBC長崎放送の創立70周年を記念して、「平和と音楽」をテーマに著名なアーティストが出演されました。
長崎の祈念館には、EXILE TAKAHIROさんの大伯母様の氏名とご遺影が登録されており、昨年から祈念館の交流ラウンジで、「女性たちの原爆」として大伯母様の被爆体験が上映されています。
長崎の祈念館は、原子爆弾による多くの死没者の犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するための施設です。この機会に、多くの方に祈念館にご来館いただき、EXILE TAKAHIROさんの「平和の書」を見ていただき、平和を考えるひと時を過ごしていただければ、幸いです。
長崎の祈念館では、原子爆弾の被害の実相を広く国の内外に伝え、永く後代に語り継ぐ継承活動に取り組んでいます。
祈念館の取り組みに、皆様方のご支援とご協力をお願いします。
