館長だより

永遠の会U-25の若者朗読サポーター

2023/04/14

皆さま、こんにちは。
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の館長 高比良です。

4月9日(日)11:00~11:40 祈念館の交流ラウンジで、被爆体験記朗読ボランティア永遠の会の朗読会「9日を忘れない」を聞きました。その時のMC(司会)をしていただいたのが、永遠の会U-25の渡邊紗羽(さわ)さんです。

渡邊紗羽さんは、今年3月に長崎北高校を卒業して、今春に長崎県立大学シーボルト校に入学されました。永遠の会の方々に温かく見守られて、無事にMCデビューを果たしました。

見た目は普通の大学生ですが、マイクの前では、堂々と綺麗な声で開始前と終了後の案内を読み上げました。永遠の会の方も、「頼りになる若者朗読サポーターに来ていただいた。」と大いに喜んでいました。

永遠の会U-25ですが、若い人に被爆体験記の朗読をしていただくとともに、被爆の実相を次世代に語り継ぐ取り組みの1つです。
現在、長崎南高2年生の岩永陽美さんと合計2人の方に応募していただいており、今後増えていくことを期待しております。特に、中学高校の放送部で活躍された方は、即戦力として、大いに歓迎するそうです。 

専門家によると、朗読で「話し上手になる」だけでなく、「語彙力が増える」「表現力が豊かになる」「コミュニケーション力が上がる」などの効果があるそうですが、「声がよくなる」のが「朗読の最大のメリット」だそうです。

長崎の祈念館では、現在も永遠の会U-25の若者朗読サポーターを募集中です。朗読経験者も、そうでない方もふるって応募ください。

そして毎月9日11:00~の朗読会「9日を忘れない」を聞いてみませんか。

*若者朗読サポーター「永遠の会 U-25」新設および応募についてはこちら

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