館長だより
NHK長崎放送局からの朗読音声資料の寄贈
2025/04/07
4月2日(水)にNHK長崎放送局から守屋瞭アナウンサーが来館され、朗読音声資料(DVD)「長崎 被爆の記憶」を寄贈していただきました。
今回いただいた朗読音声資料「長崎 被爆の記憶」は、NHKラジオにおいて、昨年8月5日~8月16日の内の8日間に放送されました。祈念館で新しく収蔵した、被爆者の渡部弘さん、田中勝巳さん、松尾節子さん、赤波江文雄さんの被爆体験記を、NHK長崎放送局のアナウンサー・キャスターと長崎県内の高校生5人が朗読されたものです。
寄贈いただいた朗読音声資料「長崎 被爆の記憶」は、すでに祈念館のシステムに登録いたしましたので、ご来館いただければ祈念館の遺影・手記閲覧室でお聴きいただくことが可能です。
NHK長崎放送局では、被爆80年にあたり「DO MORE NAGASAKI 被爆80年、今できることを。」をキャッチコピーに掲げ、様々な番組や企画を通して、核なき世界の実現や平和を訴えていくことを表明されています。
また、NHK長崎放送局や民放など長崎県内のテレビ・ラジオ6局が、被爆80周年に合わせてタッグを組まれ、平和について発信するプロジェクトも始まりました。
祈念館としても、NHK長崎放送局をはじめマスコミ各社と連携を深めることで、被爆の実相をより広く伝えることができるよう取り組んでいきたいと考えています。
