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追悼空間の虹

2016年11月29日
追悼平和祈念館地下2階にある追悼空間はご存知でしょう。9メートルの名簿棚と12本のガラスの光柱が空に向かって立っています。向かった先のトップライトからは原爆がさく裂した爆心地上空500メートルの空が見ることができます。現在、172,230名の死没者のお名前が奉安されています。毎日、多くの方が訪れ追悼の祈りを捧げています。最近、この追悼空間が一部の人たちの話題になっています。それは追悼空間の石畳に映える「虹」です。以前からたまに見かけることがあったそうですが、今年の虹は美しさが倍増しているとか。2月と10月、11月の数日、およそ15分間、地下2階の石畳の床が虹色に染まります。この建物の柱などには2センチもあろうかという厚いガラス板が使われ複雑に組み合わされています。想像するところ、プリズムが様々に反射し床に到達するときに美しい虹色のカーペットになるのでしょう。「虹」は平和や希望を表すと思います。まさに永遠の平和を祈る場所にふさわしい装飾ではないでしょうか。なかなか遭遇できませんが、出会うときっといいことがあると思います。(写真は平和推進協会写真資料調査部会の草野優介さんの撮影です。)

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