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被爆体験記

2013年9月20日
今、追悼平和祈念館では『長崎医科大学附属医院看護婦「私の被爆体験記」』と題した企画展を開催しています。本当にプチ展示会ですが、その内容は非常に素晴らしいものです。被爆後の混乱を生き抜いた、長崎医科大学附属医院の看護婦の実体験記なのです。病院はご承知の通り爆心地から700メーターの距離にあり、隣接の医科大ともどもほぼ壊滅したところです。生存された方々はその苦難をなかなか語ることなく68年の長きを生きてこられました。そのおひとり平節子さんは「青春時代はなかったですね。今が青春です。」と語っておられます。
 祈念館では4万人を超える方々の体験記を保管しています。今、朗読ボランティアの皆さんがそれら体験記の公開朗読に励んでおられますが、追悼平和祈念館が今年10年目にあたることを機会にもっと多くの人々に被爆者の体験に触れていただきたいと思い、朗読事業と並行して体験記を読んでいただく企画を始めました。この企画は一時的なものではなく恒常的に継続していきたいと思います。その第1歩としてのプチ企画展です。ぜひ多くの方のご来館を期待しています。

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